久しぶりです、CHICKENです。今日は、個人的な予想を発表していきます。
今後、日経平均株価は頭打ちになり、下落していくと考えらえる。
下落していくと思う理由は、以下の4つです。
1つ目は、アメリカ合衆国の年内の利上げによって円安ドル高が進行していくことが理由に挙げられる。現在、市場ではFRBが年内の利上げを7回行うことが予想されている。このことから、総合商社を始めとするする貿易関連の企業の利益を得ることが困難になっていく。実際、総合商社業界の5つの銘柄をここに見ても、同じような動きがみられる。すなわち、今までずっと株価が上昇していたが、25日移動平均線と5日移動平均線でデッドクロスが見られている。また、一般的に過去の株価の幅に収まることを考慮するとそろそろ頭打ちになるころだとも考えられる。
2つ目は、ロシアとウクライナ戦争に伴う原材料の高騰があげられる。基本的に円安ドル高の状況であれば、輸入企業がダメージを受けるのは必須となる。実際、加工食品などの値上げが発表されている。戦争があとどのくらい続くかはわからないが、長期化すれば資源を持たない日本経済にとってどんどん物価上昇の要因となり、私たちの生活を圧迫させていくと考えられる。
3つ目は、他国のコロナ長期化に伴う円安ドル高の利益が得られないこと。現在、4回目のワクチン接種がささやかれている中で中国をはじめとしてコロナが蔓延しており、収縮の見込みがいまだ確実にはつかめていない状態になっている。それによって円安ドル高に伴う旅行客の利用をうまくできないことで、国内の経済をさらに圧迫させてしまうことになりえる。また、日本のコロナ危機もGWによって人の移動が増えてしまうため、予断を許さない状況になっている。
最後に4つ目が、コロナ長期化に伴う輸出による利益が軽薄になること。上でも述べたように他国のコロナ収束は未だ予断を許さない状況になっている。また、円安ドル高であれば、日本では車を始めとする輸出企業によって日本経済を向上させていく良い状況ともいえる。しかし、サプライチェーンの混乱によってその好材料がうまくいかせない状態になっている。
以上の4つの要因を踏まえると、日経平均株価は今後頭打ちになり減少していくと考えられる。